昨日入荷してきたピレリのP ZERO VELO 4S早速試してきましたので、第一印象を書いて残しておこうと思います。入荷してきたのはP ZERO VELO(23、25)、VELO 4S(23、25)、VELO TT(23)です。専用のディスプレイスタンドも設置しました。
導入
私の愛車はTIMEのSKYLON AKTIVです。使用ホイールはCampagnolo Bora Ultra 50です。カーボンクリンチャーはラテックスチューブや軽量ブチルチューブの使用は禁止または非推奨なのでIRCのスタンダードチューブを使っています。使用するのはP ZERO VELO 4S 25cです。

ロード乗りの大好物、まず初めに重量測定です。
カタログ重量は220gですが実測は215gでした。ちなみに束ねてあるバンドは5gありますが計測時は風袋にしてあります。
トレッド面はウェット時の水はけを意識したような作りになっています。感触はすごく柔らかい。触っただけでグリップが良さそうと感じる。
付けました。

向きを迷ったんですが、ブランドロゴを優先しました。この辺改善して欲しいですね。飾ったときにロゴが反転してしまうのは残念です。BORA ULTRAとCAMPAGNOLOはひっくり返ったりしないですから写真撮る時も美しいです。
17cのリム幅とちょうどツライチぐらいになります。なのでホイール脱着の時にブレーキをリリースする必要はありません。
今日は天気予報で昼前から雨ということだったので短めのコーズ設定で、尼崎から西宮側から甲山を登り、逆ハニー(船坂峠)、蓬莱峡を下り、176号、尼宝線という35km程度にしました。
これまで使っていたタイヤはミシュラン パワー コンペティション25cでした。それに比べてという感想になりますので、絶対評価でないことをご理解ください。空気圧は同じに設定しました。95psiです。
平地での漕ぎ出しは特に軽いとか重いとかはなかったですが、柔らかいという印象でした。ただもうちょっと空気圧下げても良さそうでした。90psi位が良かったかな。ギャップで少し跳ね気味だったので次はちょっと下げて試してみよう。
登りでは重心を前後や左右に動かして試してみましたが、後輪が空転するまでの前荷重がちょっと多く取れるような気がしました。しっかり食いついてるのかな。という感じです。普段はそんな乗り方しませんよもちろん。左右に必要以上に振ってもタイヤがヨレるようなことはなかったです。このクラスでヨレたらそれこそ問題ですが。
そしてお待ちかねの下り。船坂峠からゼブンイレブンまでは路面が濡れていたので抑えめにいきましたがそれでもいい感じ。しっかりと地面を捉えてくれていました。いつものベンチマーク的下りは蓬莱峡なんですが、ここ最近の一番時計は6:12でした。今日は5:56(ストラバで区間全体2位?)でした。多少濡れていてこれだからやっぱりグリップは高いんでしょうね。飛ばしていても全然不安に感じませんでしたので。それからブレーキング時のバタつきが少ないのも速く走れた要因の一つだと思います。
そしてほぼ帰ってきた時に雨が本降りへ。ウェット性能を試すことになりました。ほぼフラット直線の帰り道でしたが、グリップが良さそうに感じる出来事が一つ。それはタイヤから前方へ飛ぶ水飛沫がミシュランに比べてかなり少ないということです。つまりタイヤ表面の水はけがいいということでしょう。前方に水が飛ぶということはいつまでもタイヤに水が付いているということですから。トレッドパターンが活きていると思います。帰った頃にはマシンはドロドロ、僕もずぶ濡れでした。
概ね良好な結果だったのでしばらく使ってまたその時の感想を書きたいと思います。
これはあくまで僕個人の意見ですので参考程度にお考えください。